月曜日 8月 23, 2010 at 14:57

紙を前提に作った雑誌をiPad向けにするのは無理がある?

 紙用にレイアウトしたものをそのまま持ってこようとか、それをちょっと加工すれば何とかなる、といった考えではiPad版を作るうえで無理があると思い ます。言いたいことや見せたいことがあってそれをiPad用に作り変えましょう、という考え方であれば全く無理がないと思います。

 よくあるケースが「紙用にInDegignのデータがあるからこれで何とかして」という場合です。でもそれはそもそも考え方からして違うと思うんです よ。こんなとき、よく大根とおでんの話をします。大根を煮込むとおでんにもなる。生の大根だったら漬物にもできる。でもいったんおでんになった大根は漬物 にはなりませんよね。つまり電子化するには紙用のデータにする前のコンテンツ、「見せたいこと、言いたいこと」に戻らなければなりません。

 でもそんな当たり前のことがなぜか無視されるというか、気づかれずに「そのまま進めればいいのでは」という乗りでiPad版を作っているように見受けら れます。そもそもが全然違うものであり「見せたいことがある、じゃあ最終的な出力の仕方はこれに合わせて作りましょう」という考え方じゃないとiPad用 の雑誌として読まれるものにはならないと思います。

“紙用データをiPad向けに”という考え方では無理 - インタビュー:ITpro